What we do

私たちがやっていること

インタビューを元にした発信活動
教育現場で利用できる資料の提供
「日本人じゃないよね」「ガイジンは国に帰れ」 「あんたはガイジンだから、私らとは違うよ」  このような言葉は、日本社会のどこかで毎日のように飛び交っているという現実があります。 言った本人の悪意の有無が問題ではなく、多様なルーツを持つ人々がともに暮らす社会において、他者の尊厳を深く傷つけるような言葉であるという共通認識の欠如が問題だといえます。 New Face of Japanでは日本社会のあるべき姿を考えるために、日本に暮らす多様なルーツをもつ人の生の声に耳を傾けることにしました。日本社会の一員でありながらも彼らが経験してきた「排除」や「差別」、「日本人というアイデンティティ」とはどのようなものか、そのストーリーを対話形式のインタビューで多くの方にお話を伺ってきました。 これらのインタビュー動画をこちらのwebサイトで公開しています。そして、ストーリーから浮かび上がる日本社会の課題、共生社会実現のためのヒントをSNSを通して発信しています。
 「多様なルーツを持つ人々が共に暮らす日本社会において、皆が生きやすい社会を創っていくためには教育現場における学生へのアプローチが重要です。 しかし、こういった社会のあるべき姿を考える際に、現状としての社会の課題を捉え、学生に伝えていくことが難しいと感じている教育者の方は多いのではないでしょうか。 そういった現状を打破すべく、New Face of Japanでは各発達段階に合わせて、「共生社会」「多様性」「日本人」「人種差別」「アイデンティティ」などをテーマに日本社会が抱える課題にどのように向き合っていくべきかを授業を通して共に学ぶことができる教育資料をご用意しました。 授業の流れや発問、授業内で使用するスライドや動画も揃えているため、必要に応じて適切な資料をご使用ください。ご意見・ご感想もお寄せいただけると幸いです。